少し前までは、雑記の間隔が空くのは創作文章に集中していたりゲームに没頭していたりする理由からだったのですが、最近は専ら体調不良に理由が限定されていたりします(だめなひと)。前回の雑記から今まで体調が超低空飛行を続けていましたが、何とか安定飛行できる高度まで持ち直して一安心している現状。
そこそこ予防はしている筈、なんですけどねえ。
にしても、恥ずかしさで死にそうになる体調不良になったのも久し振り。(何があった)
で、持ち直したので暫く足を運んでいなかった本屋に雪崩れ込みました。
以下に戦果が。
→ ゆきちがいちまいとんでった
(1)雑誌 667外
(2)文庫 781外
(3)コミック 570外
(4)文芸 1600外
(5)文芸 1600外
(6)文芸書 1680
(7)文芸書 1470
(8)文芸書 1680
(9)文庫 580
■ヒント(や、要らない)
(2):ぱっと見、どこが書き下ろしなのか分からないと言うのはつまり手を抜かないでちゃんと一から十まで読み直せと言う事ですか前から読んでも後ろから読んでもアレなN先生(笑)
(3):冒頭の話で主人公が比較的まともに喋っててびっくりした/……GHQ?/因みに一巻目
(4)~(7):シリーズ物/日頃巡回しているサイト様が九割がたこれの話題で持ちきりだったので潔く同調(?)し買い集めてみたり/(7)のオビに購入を一瞬躊躇したのは公然の秘密(ベタ甘って堂々と言うか! 言っちゃっていいのか)
(8):実は今回の本命作品だったりする/田口・白鳥コンビ第二弾
(9):【万力】最新作って書くだけで勘の良い方はジャストミートですねかっこわらい/本当、酔拳みたいに穴だらけで隙の無い作品です(褒め言葉)
連休の間に読めるだけ読んでしまいます。
そして、一年以上前に購入した筈(筈だ)の【.hack】シリーズを、漸くVol.4(絶対包囲)まで進めました。ここまで来たら流石に最後までプレイする事でしょうが、問題は【G.U.】シリーズにどのように干渉するか、と言う点。状況を客観的に分析するとどう考えてもプレイ時間が確保出来ないので(【P4】や【ダビスタDS】もあるし)ゲーム自体は見送って小説版等で情報を美味しく頂くのが最善なのでしょうけどねー。でもG.U.三作品がPS2の前に揃ってる未来図があっさり脳内に描き出されてしまうのも現実。意思の強さは蒟蒻並みです、鉄板。(色々駄目)
あ、そうそう。
停滞気味のブログ【PPP】ですが、今後はここに載せている雑記もあちらに転載していこうと考えています。理由は色々有りますが、一番大きなものは自分が携帯から自身のサイトの中身を把握しやすくする為、ですかね。
あちらを見るだけでサイトの中身が大体把握できるようにしておけば、PCの無い環境でも色々と創作やら書評批評の類がはかどりそうです。そんな目論見が机上の空論に終わらない事を八百万の神様と三千世界の仏様に願っておこう(弱気な)。
【 レンズと悪魔 Ⅵ 魔神応報 】
( ライトノベル / 六塚光 / 角川スニーカー文庫 )
ぱっと見、全身穴だらけに見えるのにいざ相対してみると全く仕掛ける事の出来ない雰囲気。
この六巻まで読み進めて来て、この作品にもそのような表現が当て嵌まるのかも知れないと感じ始めているのは事実です。一巻と比べてみても物語の進行とキャラ増加以外に何がどう進化した、と聞かれると答えられないのですけどね。何と言うか、スタート直後ではなくて実は既に一周し終わってたんですよ的な感覚。自分でも何を言ってるのか意味不明ですが。
宇宙大将軍(審議中)が宇宙大将軍(確定)に思えて来るのは、そんな隙だらけで穴の無い文体のせい、なのかも。【八眼争覇】の未登場者が残り一人になってしまった訳で、話の焦点が争覇【後】に合わさり始めていますが、さて六塚さんはどのように進めて行くのか。そしてあんまりにもあんまりな扱いの彼(JFさん)がどのように話に絡まって来るのか。予想外の人物が予想外の仕打ちを受けるこの物語の手法を個人的に【六塚マジック】と呼称したい気分です――単なるマジックと言うより、殆ど黒魔術ですがね。笑い難い。
そう、
まるで酔拳みたいに穴だらけで隙が無い作品ですよ。
もしもこのような雰囲気をを意図的に演出しているのならば、いや本当、侮れませんねこの人。
万力、フォーク、ペンチにハンマー。次の得物は……………………つまよう、じ?(有り得ん)
まあ、念の為に記事は格納しておきます。
興味のある方のみ、本文の方へとどうぞ。
< 注:筆記者の情報入手源はアニメ本編のみです >
【 アプラクサスの夢 】
( ライトノベル / 高橋弥七郎 / 電撃文庫 )
ここ最近の書評に共通する傾向ですが、この作品もまた、出版されたのは結構昔。04年の夏頃でしたから、もう三年半以上が経過しています――買ってすぐ読み終えた点だけが、熟成させ過ぎな【マルドゥック・スクランブル】辺りとは違う所ですが。笑。
題名では触れられていませんが、この作品は所謂【A/Bエクストリーム】シリーズの三作目に該当するものです。所謂、と言っても作品自体がマイナー極まりないものなので、御存知ない人々が大多数でしょうけれど。高橋先生と聞いて真っ先に思い浮かべるのは【灼眼のシャナ】でしょうからねえ。
素敵に剣呑、陽気で不敵な駆除屋(エクスターミネーター)達の、とことん楽しくほんのり苦い機械仕掛けの御伽噺。未来型【バッカーノ!】と呼んでも差し支えない――と一瞬考えたりしましたが、むしろこの物語の登場人物達はその馬鹿騒ぎを自覚している分だけ、前述の人々よりは冷静です。達観している、と言うべきか。それはまた、【権利兌換制】の敷かれた老化の止まらない世界と真っ向から対峙している証明でもあるのですが。
リゾルートがトランクイロに捧げる【騎士道】は真っ直ぐ過ぎるが故に歪み、その歪み方があまりにも真っ正直な故に心を締め付けられます。駆除屋にとっての物語は常に”倒すべき相手”の物語、なんでしょう。主役でありながら常に脇役である訳ですが、だからこそ、あのような凸凹に恵まれたイイ性格の人々が出来上がったんでしょうね。苦笑。
今でも続編を待ち続けています。
続編の出て欲しいライトノベル、永遠の第一位。神棚。
この作品の題名から【A/Bエクストリーム】の文字が外された事が「これはあくまでも独立した一作品でシリーズの今後は無いですよ」と言う電撃文庫の意思表示だとしても、自分は諦めませんよ。この一件に関しては諦めの悪さを遺憾なく発揮し続けますとも。
まあ、念の為に記事は格納しておきます。
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< 注:筆記者の情報入手源はアニメ本編のみです >