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創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。 休止解除しました。創作関連はサイトでの更新に戻るので今後は雑記、返信等が中心となるでしょう。更新が鈍い場合はツイッター(http://twitter.jp/gohto_furi)に潜伏している可能性が、大。
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 【 レンズと悪魔 Ⅵ 魔神応報 】
 ( ライトノベル / 六塚光 / 角川スニーカー文庫 )


 ぱっと見、全身穴だらけに見えるのにいざ相対してみると全く仕掛ける事の出来ない雰囲気。
 この六巻まで読み進めて来て、この作品にもそのような表現が当て嵌まるのかも知れないと感じ始めているのは事実です。一巻と比べてみても物語の進行とキャラ増加以外に何がどう進化した、と聞かれると答えられないのですけどね。何と言うか、スタート直後ではなくて実は既に一周し終わってたんですよ的な感覚。自分でも何を言ってるのか意味不明ですが。
 宇宙大将軍(審議中)が宇宙大将軍(確定)に思えて来るのは、そんな隙だらけで穴の無い文体のせい、なのかも。【八眼争覇】の未登場者が残り一人になってしまった訳で、話の焦点が争覇【後】に合わさり始めていますが、さて六塚さんはどのように進めて行くのか。そしてあんまりにもあんまりな扱いの彼(JFさん)がどのように話に絡まって来るのか。予想外の人物が予想外の仕打ちを受けるこの物語の手法を個人的に【六塚マジック】と呼称したい気分です――単なるマジックと言うより、殆ど黒魔術ですがね。笑い難い。
 そう、
 まるで酔拳みたいに穴だらけで隙が無い作品ですよ。
 もしもこのような雰囲気をを意図的に演出しているのならば、いや本当、侮れませんねこの人。
 万力、フォーク、ペンチにハンマー。次の得物は……………………つまよう、じ?(有り得ん)

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