忍者ブログ
創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。 休止解除しました。創作関連はサイトでの更新に戻るので今後は雑記、返信等が中心となるでしょう。更新が鈍い場合はツイッター(http://twitter.jp/gohto_furi)に潜伏している可能性が、大。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 その内、堂々と世に蔓延りそうで怖い表記。(いや、もう出てるかも)
 お洒落気取りだけど何か蝿の羽音っぽいよねと今ここでぶった切ってみる。

 太宰治の特集を【クロ現】でやってました。で、そう言えばこの人の作品を一冊も持っていない事に気付いた。――その諸作品を殆ど知らない立場としては彼を評する術も資格もないので、批評は一切語りません。
 文学……文学、ね。その割には評価の八割方が【物語】に集中しているように思えるのは果たして気のせいの範疇に収まる錯誤なんだろうか。物語“で”語る事にいい加減飽き飽きして、初めて「それはそうと面白い文体だね」って話題がそちらに向けられているよう、な。
 番組中で彼の文言と秋葉原通り魔たるKのネット上での台詞が比較されていた事に関しては、【生きてしまえば皆同じ】、としか言えない。いまはもうないMono(モノ)への畏怖と好奇が対象への印象をびっかびかに美化する以上、勝負になりません。生きている間に吐かれたどんな言葉も一言一句の例外なく酸化します。この場合、人こそが酸素か――Kの言葉さえも、彼が白黒の住人になればそれなりの“活き”を備えた名言に昇華してしまうんでしょう。人Aと人Bの間にそれぞれが吐いた言葉があるんじゃなくて、

【言葉A 人A 人B 言葉B】

 みたいに配置されているような気がする。
 他者の言葉を観測するには吐いた当人が一番の邪魔になるって訳ですね?(聞くな)(お前だ)
 ……桁違いに脱線しました。
 とまれ、名作に触れるのはどんな動機であれ良い事です。この文学復興が流行(ブーム)ではなく【運動】(ムーブ)に近いように感じられる点は、ちょっとだけ苦い食感ですけれど。
 【蟹工船】や【人間失格】の再燃が現代社会の閉塞感と密接に結び付いている、との見解には七割方納得しているのですけどね。
 先が見えない時代への焦燥と、先を見たくない自己への疲弊。どちらがどちらか、なんて説明は言わずとも知れたお話です。少なくとも絶望って“空気”は似合わない。絶望なんてお空の綿菓子と同じでいつでも容易く【観える】けれど実際にその手に【掴む】事は物凄く難しいんですから。「絶望するな。」(【津軽】)は読者への励ましって言うより、「君は世の諸々に本気で絶望できるほど死に物狂いで何かを頑張ってるのか?」と、ニヒルに笑いながら叩き付ける挑戦状のように思えました。

 とか言いつつあっさり絶望したくなるほど蒸し暑い夜です。
 そろそろ、紅茶もアイスの方で飲むべきか。
PR
 BSJAPANのキャッチコピーは結構なお気に入りです。刺激は常に必要。

 臓器移植法の改正案が衆議院を通過したのは、その投票方法の特殊性(と言うか単純さ)による所が大きいように思った。報道の通り、A案から順に採決して行く方法では後になればなるほど【全案の廃案だけは避けねば】的な強迫観念が増して行きますしね……せめてA~D案の中のどれに賛成するかを同時に採決すればもっと違った結果が出たのでしょうけど。ただ、その場合は九割方全案廃案になっていたでしょうから、何とも言えない。
 【脳死 イコール 人の死】と【人の死 イコール 脳死】が異なるのは自明。人は脳のみにて生きるに非ずなのは考えぬ人でも考え尽く“物理”だとは思いますが、この話はどんな路程を辿っても最終的に「生きているってどういうこと?」を決め付けないと終わらないんでしょう。決めるんじゃなくて決め付けるでしか終わりそうにない議論。個人的には今回のA案(脳死は人の死、年齢制限撤廃、本人意思確認不能の場合家族の同意)が最大公約数的な解、だと思うのですが。
 ただ党議拘束の掛かっていないであろうお話なので、参議院でもし否決されて衆議院に差し戻されたら三分の二が集まらずに廃案になりそうですがね。……どうなるか。

 脳死話と言うか、死にそうな脳の話。
 昨日の【クロ現】で、百マス計算の【かしこいときかた】が紹介されていたのを見て、何ともやるせ なーい気持ちになりました。その解法を思い付いた事自体はある意味で賢い。ただ全ての賢さが知性に繋がる訳でもないけれど。
 脳トレで脳力アップ!――的な発想が今現在教育現場でどれほど浸透しているのかは特に知りたくもありませんが、脳トレが生み出すものって結局は【脳トレ力】以上のものにはならないと確信してしまいました。トレーニングって言うよりトリミングのように思える。無駄な、不要な思索経路をばっさり切り落とした優秀な“脳力者”が何人集まっても、革新的な発想は生まれないだろうに。この人達に【世界樹の迷宮】をプレイさせても、きっと3Dダンジョンのマッピングの快楽を理解しては貰えないだろうなと、直感。
 最短経路より最長遠路を探す方が何倍も難しい。理屈や論理だけでは確定させられませんからね……何処で折り合うか、何処まで突き詰めるかは【あなた次第】な問題こそ、教育現場で果敢にチャレンジして欲しいものです。笑。

 【東のエデン】を初めて視聴しました。
 ああこれ最初から観れば絶対に嵌ってたなー、と開始五分ぐらいで確信した。残念過ぎる。
 クレヨンロケット然り、
 オリジナルフェイト然り、
 競走馬の名前には、是非とも「コレ題名にしたい!」と思うような秀逸なネーミングがごろごろ転がっています。競走馬として贔屓している訳ではなくても、勝ってたりすると何となく嬉しい。
 お題に回答する代わりに一つのレースに出走している馬名をそのままタイトルに使っても遜色無い代物が出来そうなので前々から試してみたいと思っているんですがね。いつか、試してみたいなァ。

 今頃になって漸く【ペルソナ倶楽部P4】を買いました。……今回はフェス出なさそうで、かなり残念。

 地雷なバトンを踏んだ時にふと「でも電脳の海を漂ってるんだから機雷でもよくね?」的な事を考えたりしますが、大抵は回答しないので問題なかったり。それも問題だ。
 しかし最近はバトン類自体に答えていないので、久々に回答を。ミクシィ上に載せた回答の転載です。
 更新可能な環境になったので、休止状態は解除しました。
 とは言え更新頻度が高まるかどうかは何とも言えません。正確にサイトの現状を言い表すなら、“更新しようと思えばできる”状態と言った表現が適切だろうな、と。一気に更新頻度を引き上げたら引き上げたで脳味噌が対応できずに頓挫する事請け合いですしね。苦笑。
 雑記は引き続きブログ(PPP)上で記して行きたいと考えています。携帯から投稿できる分、その方が即応性も高く何よりお手軽(惰ッ)。この通常雑記の方は……ま、このまま腐らすのも勿体無いので何らかの形――ブログ雑記の転写等も含めて――で今後も利用して行こうかと。
 そして、ブクマ整理(途中)の度に諸行無常の響きを感じる今日この頃。どんなに軽く見積もってもミスター・ノット・ファウンドは徘徊性向著しいウォーリーおじさんの1024倍位は見付け易いと思いました。えーと、うん、あれだ……ユビキタス?(違)

 HDDに撮り溜めていた番組をDVD-Rに焼いたのですが、
 説明書きでは【ビデオモードのみ】的な表示だったのにだめもとでVRモードで再フォーマットしたらあっさり成功した罠(逆)。表示自体が間違っていたのかプレーヤーの性能が良過ぎたのか分かりませんが、何か、しっくりこない。パッケージ見直したら【SQNY】とか書いてあるんじゃなかろうか……性能の記述は手抜き手落ちなく重箱の隅を叩いて壊す位にきっちり行って頂きたいもの。
 日中間の知的財産権等に関する交渉が少し前に話題になりましたが、アレの経過はメディアでしっかり取り扱って貰いたいですね。四千年の文明の到達点が“辺境”の知的財産を片っ端から吸い込むブラックホール状態だなんてのは物悲しいにも程がある。それもある意味、【世界の中心】ではありますが。

 越した先のCATVが予想外に充実していたのは何とも嬉しい誤算。
 また【朝日ニュースター】を観られる日が来ようとは、思いもしなかった。笑。
 今夜の【クロ現】で常用漢字追加を巡る論争が取り上げられてましたが、今日の漢字の使われ方(顔文字背景エトセトラ)に関してのゲスト(井上ひさし氏)の見解がちょっと面白いな、と思いました。学校時代にさんざん(書き方や筆順で)虐げられた漢字への逆襲……当人達が意識的にやってる訳ではないだろうけれど、そんな無意識はちょこっと産毛的に生えてるかもしれない。ま、【蚕】の旧字体の扱いはちょっとばかし酷い、と思いますが。(微苦笑)
 文化庁が漢字の使用頻度をネットまで含めて調査したら、その一位と二位が【俺】、【誰】だったと言うのはもう偶然を軽く七周半は追い越した必然的な結果だとしか思えない。漢字の中でまで自分探ししたいのだろうか、ニッポンジン。統計の果てに視認された集合的無意識の自問だと考えればある意味納得ではありますが、そこでどこぞの真っ黒黒々魔術士みたく「これが俺だ」と堂々吐き捨てちゃえる位の安定性は持っていて欲しいものですよ。
 漢字を文化として捉えるか実用品として捉えるかで、論争の着地点は百八十度変わるんでしょう。【読み書き】の二人三脚では時代の速度に付いて行けない事は明白で、だからこそ【打ち言葉】を認めた上で【読み・書き・打ち】をそれぞれ独立した能力として育てて行くのが現状の最適解ではあるんでしょう、   が。
 常用漢字の中に【 】(ま)も入れて欲しいと、ふと、思った。

 漢字は記号化、装飾化の段階でまだ踏み止まっていますが、【ことば】全体はもっともっと先の段階まで進んでしまってますね。記号から、【暗号】へ。
 人と人との会話でも、その間で飛び交っている【ことば】そのものには質量も熱量もほとんど封じられてないように思えますから。飛び交う言葉は相手の頭の中のデータベースに格納されている(一般的には恐らく“こう”であろう)意味を引き出す為の鍵、として利用されている――そんな感じ。相手の感情を受け取り読み取ってるんじゃなくて、相手の言葉を鍵として『この言葉は一般的に言うと恐らく“こんな”意味だろう』と、全部自分のデータベースの中だけで拝借・咀嚼・解釈しているのだとしたらまるっきりチャレンジレスポンス認証ですが。重要な情報は決してネットワーク上に流さない……盗聴されてもそれ(ハッシュ値)だけでは意味がない……ん、何となく、そこそこ当て嵌まるような気がしてきた。それはそれで、世知辛い真実。パラドクスの世界ではお馴染みであろう【中国語の部屋】の中に、既に一人一人が巣篭もっているのかもしれませんね。
 様々な感情が一つの言葉(例:ヤバい、ウケる)に込められている ように見える のは、裏を返せば言葉そのものには感情がどれ一つとして搭載されていない事の象徴なんじゃないかなァと思いますが、頭の中のデータベースの“複数の部屋”を開けられる鍵だと考えれば、そんなに不思議ではない事なのかも。言葉を、感情を自分の内側からその都度召喚していると書くとすごく格好良いのに、このかんじでさえもちいたくないむじょうかんはなんなんだろう。(苦 笑)
 現物(感情)が直接行き交うんじゃなくて数字(暗号化言葉)だけが飛び交う金融業界は、その意味で、言語業界の未来図だったりするのかも。だとしたら、暗いな、その未来。

 冒頭に書くつもりが書き忘れてましたが引っ越しました。(なまみのせかい)
 久々に自前の無線LANでネットに繋いだらあまりの遅さに凍り付いた。実家の回線の高速さに慣れ切っていたから尚更、寒い。痛い。
 不況が早い所どうにかこうにか(曖昧)なって欲しいものですよ。
前のページ HOME 次のページ
photo by 七ツ森  /  material by 素材のかけら
忍者ブログ [PR]
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[06/20 諷里]
[06/19 杵島月莉]
[02/28 諷里]
[02/24 ささい]
[12/22 諷里]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
諷里
HP:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析