創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。
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今夜の【クロ現】で常用漢字追加を巡る論争が取り上げられてましたが、今日の漢字の使われ方(顔文字背景エトセトラ)に関してのゲスト(井上ひさし氏)の見解がちょっと面白いな、と思いました。学校時代にさんざん(書き方や筆順で)虐げられた漢字への逆襲……当人達が意識的にやってる訳ではないだろうけれど、そんな無意識はちょこっと産毛的に生えてるかもしれない。ま、【蚕】の旧字体の扱いはちょっとばかし酷い、と思いますが。(微苦笑)
文化庁が漢字の使用頻度をネットまで含めて調査したら、その一位と二位が【俺】、【誰】だったと言うのはもう偶然を軽く七周半は追い越した必然的な結果だとしか思えない。漢字の中でまで自分探ししたいのだろうか、ニッポンジン。統計の果てに視認された集合的無意識の自問だと考えればある意味納得ではありますが、そこでどこぞの真っ黒黒々魔術士みたく「これが俺だ」と堂々吐き捨てちゃえる位の安定性は持っていて欲しいものですよ。
漢字を文化として捉えるか実用品として捉えるかで、論争の着地点は百八十度変わるんでしょう。【読み書き】の二人三脚では時代の速度に付いて行けない事は明白で、だからこそ【打ち言葉】を認めた上で【読み・書き・打ち】をそれぞれ独立した能力として育てて行くのが現状の最適解ではあるんでしょう、 が。
常用漢字の中に【 】(ま)も入れて欲しいと、ふと、思った。
漢字は記号化、装飾化の段階でまだ踏み止まっていますが、【ことば】全体はもっともっと先の段階まで進んでしまってますね。記号から、【暗号】へ。
人と人との会話でも、その間で飛び交っている【ことば】そのものには質量も熱量もほとんど封じられてないように思えますから。飛び交う言葉は相手の頭の中のデータベースに格納されている(一般的には恐らく“こう”であろう)意味を引き出す為の鍵、として利用されている――そんな感じ。相手の感情を受け取り読み取ってるんじゃなくて、相手の言葉を鍵として『この言葉は一般的に言うと恐らく“こんな”意味だろう』と、全部自分のデータベースの中だけで拝借・咀嚼・解釈しているのだとしたらまるっきりチャレンジレスポンス認証ですが。重要な情報は決してネットワーク上に流さない……盗聴されてもそれ(ハッシュ値)だけでは意味がない……ん、何となく、そこそこ当て嵌まるような気がしてきた。それはそれで、世知辛い真実。パラドクスの世界ではお馴染みであろう【中国語の部屋】の中に、既に一人一人が巣篭もっているのかもしれませんね。
様々な感情が一つの言葉(例:ヤバい、ウケる)に込められている ように見える のは、裏を返せば言葉そのものには感情がどれ一つとして搭載されていない事の象徴なんじゃないかなァと思いますが、頭の中のデータベースの“複数の部屋”を開けられる鍵だと考えれば、そんなに不思議ではない事なのかも。言葉を、感情を自分の内側からその都度召喚していると書くとすごく格好良いのに、このかんじでさえもちいたくないむじょうかんはなんなんだろう。(苦 笑)
現物(感情)が直接行き交うんじゃなくて数字(暗号化言葉)だけが飛び交う金融業界は、その意味で、言語業界の未来図だったりするのかも。だとしたら、暗いな、その未来。
冒頭に書くつもりが書き忘れてましたが引っ越しました。(なまみのせかい)
久々に自前の無線LANでネットに繋いだらあまりの遅さに凍り付いた。実家の回線の高速さに慣れ切っていたから尚更、寒い。痛い。
不況が早い所どうにかこうにか(曖昧)なって欲しいものですよ。
文化庁が漢字の使用頻度をネットまで含めて調査したら、その一位と二位が【俺】、【誰】だったと言うのはもう偶然を軽く七周半は追い越した必然的な結果だとしか思えない。漢字の中でまで自分探ししたいのだろうか、ニッポンジン。統計の果てに視認された集合的無意識の自問だと考えればある意味納得ではありますが、そこでどこぞの真っ黒黒々魔術士みたく「これが俺だ」と堂々吐き捨てちゃえる位の安定性は持っていて欲しいものですよ。
漢字を文化として捉えるか実用品として捉えるかで、論争の着地点は百八十度変わるんでしょう。【読み書き】の二人三脚では時代の速度に付いて行けない事は明白で、だからこそ【打ち言葉】を認めた上で【読み・書き・打ち】をそれぞれ独立した能力として育てて行くのが現状の最適解ではあるんでしょう、 が。
常用漢字の中に【 】(ま)も入れて欲しいと、ふと、思った。
漢字は記号化、装飾化の段階でまだ踏み止まっていますが、【ことば】全体はもっともっと先の段階まで進んでしまってますね。記号から、【暗号】へ。
人と人との会話でも、その間で飛び交っている【ことば】そのものには質量も熱量もほとんど封じられてないように思えますから。飛び交う言葉は相手の頭の中のデータベースに格納されている(一般的には恐らく“こう”であろう)意味を引き出す為の鍵、として利用されている――そんな感じ。相手の感情を受け取り読み取ってるんじゃなくて、相手の言葉を鍵として『この言葉は一般的に言うと恐らく“こんな”意味だろう』と、全部自分のデータベースの中だけで拝借・咀嚼・解釈しているのだとしたらまるっきりチャレンジレスポンス認証ですが。重要な情報は決してネットワーク上に流さない……盗聴されてもそれ(ハッシュ値)だけでは意味がない……ん、何となく、そこそこ当て嵌まるような気がしてきた。それはそれで、世知辛い真実。パラドクスの世界ではお馴染みであろう【中国語の部屋】の中に、既に一人一人が巣篭もっているのかもしれませんね。
様々な感情が一つの言葉(例:ヤバい、ウケる)に込められている ように見える のは、裏を返せば言葉そのものには感情がどれ一つとして搭載されていない事の象徴なんじゃないかなァと思いますが、頭の中のデータベースの“複数の部屋”を開けられる鍵だと考えれば、そんなに不思議ではない事なのかも。言葉を、感情を自分の内側からその都度召喚していると書くとすごく格好良いのに、このかんじでさえもちいたくないむじょうかんはなんなんだろう。(苦 笑)
現物(感情)が直接行き交うんじゃなくて数字(暗号化言葉)だけが飛び交う金融業界は、その意味で、言語業界の未来図だったりするのかも。だとしたら、暗いな、その未来。
冒頭に書くつもりが書き忘れてましたが引っ越しました。(なまみのせかい)
久々に自前の無線LANでネットに繋いだらあまりの遅さに凍り付いた。実家の回線の高速さに慣れ切っていたから尚更、寒い。痛い。
不況が早い所どうにかこうにか(曖昧)なって欲しいものですよ。
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