創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。
休止解除しました。創作関連はサイトでの更新に戻るので今後は雑記、返信等が中心となるでしょう。更新が鈍い場合はツイッター(http://twitter.jp/gohto_furi)に潜伏している可能性が、大。
【 オーデュボンの祈り 】
( 文庫・小説 / 伊坂幸太郎 / 新潮文庫 )
突き抜けも凹みもしていない主人公と、慈悲も容赦も要らない悪者の、対峙。
そう書いてしまうと“ありがち”以外の言葉を許さないものですが、これだけ奇想天外で肥沃ある比喩に富んだ作品も、本筋以外のものを取り除いていくとそれだけしか残らないのだから不思議。最も単純な要素の配置なのに、とてつもなく複雑回帰(誤字に非ず)な伏線を張り巡らして芸術的な作品に仕上げられてる。遥か上から作品世界を眺め下ろしたら、きっと、張られた伏線が一つ以上の精緻な絵画を描いている事でしょう。……イサカの地上絵?(ベタな)
この作品を表現するのに適切な四字熟語を脳内で探したら、【勧善懲悪】が最終選考まで残った。そしてこの作品だけじゃなく、他の――特に長編作品なんかは殆どこれが当て嵌まるようにも思える。勿論、これ以外の四字熟語も当て嵌まりますけど。
伊坂さんの作品は、やろうと思えば、殆ど全て子供向けの童話にする事ができるように思えます。登場人物がいきなり洋楽や遺伝子や支倉常長やリョコウバトの話を始めさえしなければ、何の問題もない。……や、大問題か。
それはそうと、読んでいる間、桜とコルゴン(魔術士オーフェン)が同一人物に思えて仕方なかった。イメージ丸被り。花とサボテンの違いはあれど植物を愛でているのも共通項。あの拳銃の銘は【ヘイルストーム】だったりしないだろうか。(しません)(謎は、初めから結ばれてない)
最近は新刊に目を通せてない。
【ゴールデンスランバー】や【モダンタイムス】も、早い所読んでおかないと。
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久々に百均に行って、近場のスーパーには売っていないインスタントの塩焼きそば等を買ってみる。ソース焼きそばがこの世から無くなればいい、とかなり真剣に願っている人は日本国内にどれ位いるんだろうか。笑。(正確には)(ソースが無くなればいい)
「この店の売り物を全部買ってやる」と百均の店を指差して叫ぶのと、
「この棚にある服をぜーんぶ頂くわ」とユニクロの店内で叫ぶのは、
一体どちらが俄か成金として高レベルなのでしょうね?……なんか、ふと、そんな疑問が脳に湧いた。(わたしのあたまのなかの うじ)
甲子園が三日続けて雨天中止になるんじゃないかと内心心配してましたが、今日は流石に開催できているようで一安心。高知と如水館の二日連続ノーゲームなんて、勝敗とは別種の荒行を課されているようなものでしょうし。
その高知のエース投手の苗字を見て、この場合の【名前○○】には何を当て嵌めるべきかを割と真剣に悩む(この場合は苗字○○ですが)。これも勝敗の問題では語れない……そもそもこの問題、【負け】以外が当て嵌まる人自体少ないのでしょうけど。大きな小久保さんは果たして勝利者と言えるのか。若々しい古久保さんはいずれぱさぱさに枯れて行くだろうから最終的には“引き分け”に落ち着くのか。前者は兎も角、後者は老いてますますお盛んになる可能性もあるので何とも言えない。(で、言わなくていい)
そう言えば、巨人に【星】と言う苗字のキャッチャーがいますね。野球人生を全うした後に自伝を出版したらどうかと出版社から大量のオファーが押し寄せる未来図を想像すると勝ちと言えなくもない。無論、御本人はその最終的な勝利を絶対に希望してないでしょうけれど。
ドーピングって、【doping】と表記するんですねえ。ぱっと見、ドッピングと誤読する。
アイエヌジー化する前の【dope】の意味に「(信頼できる筋からの)情報、予報、予想」なんてのが含まれているのは笑いたくとも笑えない。信頼しちゃいけないし、事前の予想と違って容易に抜け出せないし。……皮肉としては麻薬並みの高純度ですけど。
人格が壊れる前に人間関係が壊れるから、結末がより悲惨になる……たましい、あとばらい。願いを叶える前に魂を接収するせっかちな悪魔の方が、まだ人間の心に対してはお優しいですよ。
後払いって怖い。(論点違うよ!)
「この店の売り物を全部買ってやる」と百均の店を指差して叫ぶのと、
「この棚にある服をぜーんぶ頂くわ」とユニクロの店内で叫ぶのは、
一体どちらが俄か成金として高レベルなのでしょうね?……なんか、ふと、そんな疑問が脳に湧いた。(わたしのあたまのなかの うじ)
甲子園が三日続けて雨天中止になるんじゃないかと内心心配してましたが、今日は流石に開催できているようで一安心。高知と如水館の二日連続ノーゲームなんて、勝敗とは別種の荒行を課されているようなものでしょうし。
その高知のエース投手の苗字を見て、この場合の【名前○○】には何を当て嵌めるべきかを割と真剣に悩む(この場合は苗字○○ですが)。これも勝敗の問題では語れない……そもそもこの問題、【負け】以外が当て嵌まる人自体少ないのでしょうけど。大きな小久保さんは果たして勝利者と言えるのか。若々しい古久保さんはいずれぱさぱさに枯れて行くだろうから最終的には“引き分け”に落ち着くのか。前者は兎も角、後者は老いてますますお盛んになる可能性もあるので何とも言えない。(で、言わなくていい)
そう言えば、巨人に【星】と言う苗字のキャッチャーがいますね。野球人生を全うした後に自伝を出版したらどうかと出版社から大量のオファーが押し寄せる未来図を想像すると勝ちと言えなくもない。無論、御本人はその最終的な勝利を絶対に希望してないでしょうけれど。
ドーピングって、【doping】と表記するんですねえ。ぱっと見、ドッピングと誤読する。
アイエヌジー化する前の【dope】の意味に「(信頼できる筋からの)情報、予報、予想」なんてのが含まれているのは笑いたくとも笑えない。信頼しちゃいけないし、事前の予想と違って容易に抜け出せないし。……皮肉としては麻薬並みの高純度ですけど。
人格が壊れる前に人間関係が壊れるから、結末がより悲惨になる……たましい、あとばらい。願いを叶える前に魂を接収するせっかちな悪魔の方が、まだ人間の心に対してはお優しいですよ。
後払いって怖い。(論点違うよ!)
理由は分かりませんが、一日中、今まで体験した事のないような激烈な眠気に襲われっ放しでした。これまでにも体調を崩した時は全般的に眠くはなったけれど、それらとはまた異質な眠気。眼ェエ(ひつじか)閉じたままお皿を洗いながら、仕方ないから雑記のネタにでもして笑い飛ばそうと考える。笑い終わる前に根こそぎ鼾に変わってる可能性が、残念、高過ぎ。
ナルコレプシーにでもなったのかと思って辞書で症状を調べてみたものの、それに付随して起こる事が多いらしいカタプレキシー(笑いのような情動性興奮があると全身の力が抜けて動かなくなり倒れてしまう発作@マイペディア)の方がむしろ怖い。笑点観れない!(そこか)……色々な症状があるものですねー。見た感じどちらの症状にも該当してはいないとは思うけれど、不規則不摂生には充分に気を付けないと。
睡眠と言えば、展開も設定も違うのに夢の中に出てくる知人がほぼ毎回同じなのは、その人に対して何らかの未練なり愛憎なりがあると言う事なんだろうか。もっと個性的な面々が出てきても良さそうなものなのに……夢の中まで危険を避け安全策を取っているのは何とも自分らしい弱腰なんだけれど。苦笑。
あの警察署って、実在していたんですね。(【踊る~】用の架空署だと信じ切ってた)
ナルコレプシーにでもなったのかと思って辞書で症状を調べてみたものの、それに付随して起こる事が多いらしいカタプレキシー(笑いのような情動性興奮があると全身の力が抜けて動かなくなり倒れてしまう発作@マイペディア)の方がむしろ怖い。笑点観れない!(そこか)……色々な症状があるものですねー。見た感じどちらの症状にも該当してはいないとは思うけれど、不規則不摂生には充分に気を付けないと。
睡眠と言えば、展開も設定も違うのに夢の中に出てくる知人がほぼ毎回同じなのは、その人に対して何らかの未練なり愛憎なりがあると言う事なんだろうか。もっと個性的な面々が出てきても良さそうなものなのに……夢の中まで危険を避け安全策を取っているのは何とも自分らしい弱腰なんだけれど。苦笑。
あの警察署って、実在していたんですね。(【踊る~】用の架空署だと信じ切ってた)
サイトのインデックスとこのブログ、二箇所にアクセス解析を貼っています。
見ての通り殺風景且つ偏狭な辺縁サイトなのでアクセス数なんてのはご想像の通りですが、視点を変えながらログを眺めてみるとたまに興味深い発見が起こったりもする。
つい最近気付いたのは、インデックス、つまり正しい入口から入ってきた人がこのブログを開くまでの時差の平均がほぼ一定していると言う事。【文燈】の入口からこの【PPP】を開くまでの平均時間は、大体7~8秒程度の模様です。新規の更新事項がない場合、初訪問でない人が見るべきものってブログ位しかありませんからねえ。入口の解析には痕跡が無いのにブログにはちゃんとコンテンツページから入っているログの場合、コンテンツにブクマを貼っているのか入口の解析をすり抜けているのかの判断に悩みます。(概ねどうでもいい懊悩)
自分の場合、入口から寄り道せずにブログを開く最短経路を試してみたら、軽く2~30秒は掛かってしまうのですがねー。回線速度の格差を真っ先に解決しなければならない事は重々承知の上で、でも新たに契約するのを面倒臭がって当面このままで我慢するであろう自分の未来図が目に浮かびきれず泥沼に沈む。苦笑。
【オーデュボンの祈り】を、久し振りに読み返す。
伏線を張る、と一般的には表現されるけれど、伏線を登場人物にしっかりと結び付ける技能が優れていなければ張った伏線もすぐに解けてしまいますね。伊坂さんの物語を平面でなく真上から眺め下ろしてみたら、縦横無尽に“ぴィん”と張られた伏線それ自体が、一つ以上の精緻な絵画を描いていそうに思えます。イサカの地上絵は相当高い所から眺めないと把握不能でしょうけど。笑。
……自分なりに上手い事が言えた気(気。)がするので、書評を書く際にはこれを流用しようと今、決めた。
見ての通り殺風景且つ偏狭な辺縁サイトなのでアクセス数なんてのはご想像の通りですが、視点を変えながらログを眺めてみるとたまに興味深い発見が起こったりもする。
つい最近気付いたのは、インデックス、つまり正しい入口から入ってきた人がこのブログを開くまでの時差の平均がほぼ一定していると言う事。【文燈】の入口からこの【PPP】を開くまでの平均時間は、大体7~8秒程度の模様です。新規の更新事項がない場合、初訪問でない人が見るべきものってブログ位しかありませんからねえ。入口の解析には痕跡が無いのにブログにはちゃんとコンテンツページから入っているログの場合、コンテンツにブクマを貼っているのか入口の解析をすり抜けているのかの判断に悩みます。(概ねどうでもいい懊悩)
自分の場合、入口から寄り道せずにブログを開く最短経路を試してみたら、軽く2~30秒は掛かってしまうのですがねー。回線速度の格差を真っ先に解決しなければならない事は重々承知の上で、でも新たに契約するのを面倒臭がって当面このままで我慢するであろう自分の未来図が目に浮かびきれず泥沼に沈む。苦笑。
【オーデュボンの祈り】を、久し振りに読み返す。
伏線を張る、と一般的には表現されるけれど、伏線を登場人物にしっかりと結び付ける技能が優れていなければ張った伏線もすぐに解けてしまいますね。伊坂さんの物語を平面でなく真上から眺め下ろしてみたら、縦横無尽に“ぴィん”と張られた伏線それ自体が、一つ以上の精緻な絵画を描いていそうに思えます。イサカの地上絵は相当高い所から眺めないと把握不能でしょうけど。笑。
……自分なりに上手い事が言えた気(気。)がするので、書評を書く際にはこれを流用しようと今、決めた。
【 円環少女 8 裏切りの天秤 】
( ライトノベル / 長谷敏司 / 角川スニーカー文庫 )
物語の遠心力に一際強く振り回されるキャラクタは、どんな話にも一人は二人はいます。主人公達の苦難など問題にならないような流転を強いられつつ、それでいて決して死亡フラグの立たない、幸福なんだか不幸なんだか定義付けできない役回り。
とりあえずこの【円環少女】シリーズでその役回りと最高のシンクロ率を誇る(特には誇れない)のがエレオノールなのは間違いない、と久々に読み直して改めて納得。一環(空気読んだ誤変換)の時点で彼女が数ヵ月後、ジャージ姿で六畳一間のアパート住まいになるなんて展開を予想できるのはそれこそ……神でも無理。物語から受ける風圧は仁もエレオノールも同程度ですが、螺旋を描いて近付くか中心に向け一直線に突っ切るか、対処法ははっきり分かれてる。主人公の引き立て役じゃなく“引き回し役”と化している彼女は、世界がこれだけ悪意と欲望に満ち溢れているからこそ最後まで生き残っていくんでしょうね。
似たようなポジションには一応ケイツも当て嵌まるけれど、彼の場合は流転と言うより転々だから代表格とは言えない。うん。
他の物語で、彼女のような【遠心力被害者の会・代表】ポジションのキャラを思い浮かべてみる。
【魔術士オーフェン】で思い浮かべる。ずんぐりむっくりな二匹のシルエットが脳裏に浮かんだ。
……見なかった事にした。(や、確かに流転だし死なないけども)