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創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。 休止解除しました。創作関連はサイトでの更新に戻るので今後は雑記、返信等が中心となるでしょう。更新が鈍い場合はツイッター(http://twitter.jp/gohto_furi)に潜伏している可能性が、大。
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(エイプリルフールですがまとも)

 まだ置いてないかもと思いつつ本屋に足を運んだらなぜか通常版のみならず初回限定版まで置いてあった(残り一冊)。七秒ぐらい悩みに悩んだけれど結局限定版を購入。発売2日で店頭に並ぶなんてうちの県も随分都会に近付いたもんだ、とささやかな感慨に浸ったのは公然の秘密と見せかけた単なる暴言です。……しかし早い(我が本音だだ漏れよ文章
 まずは、ネタバレを(多分)含まないざらっとした感想を。れっつ箇条書き。

 ⇒サイアンは父親似に違いない(注:消去法
 ⇒僕ボブ(早口言葉で繰り返してみよう
 ⇒「ジェスじゃない。ジエスだ」(注:作中台詞に非ず
 ⇒「ぺろぺろぺろぺろしたいのぉー」(注:台詞  ⇒「ぴゅうぴゅう」(注:台詞2
 ⇒迷惑機械、誕生
 ⇒“本当に眠っているかもしれないから”
 ⇒有能は無能を見て育つ
 ⇒C:四次元ポケット製作業者(ない
 ⇒「ぼきり。がぶり」(注:台詞3
 ⇒そもそもなぜ今年になるまで贈っていなかったのだろう(例のブツ

 ざらざらっと書いてみたけれど、これを見て「ちょっと良く分からないですね」という感想を抱いたら概ね正解。
 ネタバレ含みの感想は、続き(つづきはこちら)の方でどうぞー。
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 NHK海外ネットワークで、『10万年後の安全』を取り上げて高レベル放射性廃棄物の処理の現状に関して語っているのを見た 。日本は言うまでもなく、高レベル廃棄物の処分は原発の是々非々に関わらず世界の誰もが同じ立場で考えねばならない話になってしまいましたね――いや、そもそも最初からそうだった訳で。
 10万年後にこの廃棄物の処理場を発見した未来の我々は、そこでどのような感想/感慨を抱くか。その事について思いを巡らせた時、わりと簡単に思い浮かべてしまう【こんな危険なエネルギーに頼っていたなんて昔の人類は愚かだったんだなあ】という推測は改めて考えてみるとちょっぴり寂しくもあります――我々の所業、ではなく、我々が思い浮かべる【未来の我々】の思考能力が。10万年後ですら過去と現在の文明差を無視して過去の技術や思想を断罪してしまうような人類なら、きっと、10万年後の未来に至る遥か前に我々が思い浮かべるものよりも遥かに些末な理由で絶滅しているのだろうなあ。……と思いつつも、その引き金を自分達の世代が確実に引きかけている現実の前では全然全く傍観者気分では語れない。10万年前の原生人類は我々を見てどんな感想を抱くだろう。怒るだろうか。笑うだろうか。それとも、そもそもあれが自分達の子孫だとは信じず、思わずにするりと視線を外すだろうか。
 映画の中身とは別に、マイケル・マドセン監督には多少の興味があります。(ジオブリーダーズで名前を見掛けて以来)

 週明けには、オーフェン新刊が近くの書店に入っていると良いな。

 オーフェンの魔王術には喪失がない/もしくはなにを喪失しているかが分からない(エッジ談)という文章を見て、もし彼の魔王術の代償が本人ではなく【自分が最も愛する他者の生命】だったなら、この物語の中で“彼女”が妙に老けて描かれている(らしき)理由になりうる――と考えてしまってすぐさま深入りを避けた(思考中断)。迂闊に考えてはならない……この件は。
 とはいえ、彼の件とは無関係に、魔王術の代償はどういう場合でも本人が負担するのか否かという疑問は持っている。さて、事実はどうなのか。

 ハードカバー版を値段の問題で見送っていた『銃・病原菌・鉄(ジャレド・ダイアモンド著)』の文庫版(上下)を入手して読み耽っている。噂には聞いていたけれど、本当に濃い、且つ興味深い内容ですよ――この二冊と『食べる人類誌(フェリペ・フェルナンデス=アルメスト著)』、『神話の力(ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ)』を併せて読んだら“ぼくのかんがえたさいきょうのじんるいし”的な創作世界設定がわりかし容易に創れると思う。

「ニューヨークと同じようにニューギニアでも」

 これは『食べる人類誌』の中の一節だけれど、『銃・病原菌・鉄』に当て嵌めてもいい一節だろうな、と。個々人・人種間の先天的な優劣云々ではなく環境――植物相・生物相・気候・地形その他諸々の条件差による数千年、数万年前の僅かな違いがカオス理論のように現代における決定的な文明差を生み出しているという見解にはある程度同意できた。それを環境決定論という言葉で簡潔にまとめてはならないという自戒も、一緒に。
 第一、第二宇宙速度ならぬ、第一、第二【文明速度】的なパラメータが、地球の歴史上には隠しパラメータとして存在していたのかも。この場合の速度というのは文明そのものの発展速度じゃあなく、人口の稠密さ・食糧生産の発展速度になるのですが。稠密になりきれなかった、農業による食糧自給を定着させきれなかった社会と、それをある一定以上の規模――閾値以上――まで発展させた社会の差を文中で知るにつけ、そう思わずにはいられなくなる。
 兎も角とっても奥深い上下巻。お薦めせずにはいられない。笑。


 で、
 それを熟読する前に『原大陸開戦(オーフェン)』を読み上げたりしていたので、原大陸にもしも人口稠密度の低い“未開の原住民”たちが生息し続けていたら、オーフェンたち開拓団が持ち込んだ家畜由来の伝染病(天然痘や結核、はしか、ペスト的な)で原住民たちが死滅していたのかも、等と考えてしまったり。しかし現実には入植した彼らの側にヴァンパイア症が発症している――前述の伝染病と一緒に括るべきものでないのは承知の上で――のがなんとも皮肉なお話。
 かつてのミクソーマや梅毒のように、初期の強烈な致死性が(あっさり宿主を殺しすぎて自滅しないよう)徐々に緩和していく経過をヴァンパイア症はきっと辿らないのだろうけれど、キエサルヒマと原大陸では発症の度合や症状の軽重が違う事は単なる偶然なのか、なにか決定的な理由があるのかに関しては今後のシリーズで是非明かして頂きたいものですねえ。
 それと、『魔術戦士の師弟』で監督官を食べたヴァンパイアの件。
 あれ、文中のブラディ・バース氏の言葉を素直に解釈するなら【監督官を食べて監督官に変貌した(理性のなくなりかけた)ヴァンパイアが「この土地のために生きてきたんだ!」と非常にまともな発言をしていた(その後、別のものを食べたため監督官の姿消失)】という事になるけれど、理性がほぼ消失していたであろうその時点のヴァンパイアにそんな芸当ができたんだろうか。それともあの発言の最後の一瞬で【監督官を食べる→監督官に変貌→すぐさま別の何かを食べる→監督官の姿消失】という動きをしたのか。
 後者なら(流れ的にはやや性急だけど)まあ一応の道理は通っているけれど、もし前者だとしたらちょっと疑問は残る。食べたものの姿形だけではなく根源的な性質(監督官の性格・思考)までも完全に模倣できるんだろうか――もしもそうならば、仮に小麦を食べて小麦に変貌しているヴァンパイアを一般住民が(小麦だと思ってうっかり)食べてしまった場合、ヴァンパイアは、そして住民はどうなるのだろう。
 いやこれは本当に興味深い。誰か納得の行く真相を!(迷いなく他力

 『解放者の戦場』は、どうにかして発売直後に入手したいと思っています、よ。
 引っ越し先でPCが繋がった(というか放置してた)ので、そのついでに長らく6のままだったIEを7にアップグレードしてみた。時代から確実に三周半程度周回遅れしているのはどっぷり自覚しているけれど、まあ気にしない(というかそろそろ新しいPCをだな
 いずれはこっち(PPP)を創作文章専用にして、雑記用のブログを新設しようかとも考えているけれど、それ以前にまずはサイトも含めた放置状態全般を改善していきたいものですね。

 ◆引っ越してから読んだ本リスト
 →『コロヨシ!!』(三崎亜記/角川文庫)
 →『魔術士オーフェンはぐれ旅 原大陸開戦』(秋田禎信/TOブックス)
 →『銃・病原菌・鉄(上下)』(ジャレド・ダイアモンド/草思社文庫)

 私達が病原菌から学ぶべき事は、残念ながら数多い。(意訳:ちょうお薦め)
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