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創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。 休止解除しました。創作関連はサイトでの更新に戻るので今後は雑記、返信等が中心となるでしょう。更新が鈍い場合はツイッター(http://twitter.jp/gohto_furi)に潜伏している可能性が、大。
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 【被爆者の声に耳を傾ける】との言葉に無闇に反論したがる人は、そうはいないと思う。
 その一方で、被害者の声に耳を傾け過ぎるあまり、“加害者”に対して背を向けてしまっている可能性が考えられないのは不幸な事だとも思った。被害者を護るには加害者と正面から向き合わなければいけません。無防備な背を曝したら刺されたって文句は言えない。原爆を体験した人々の声に耳を傾けながらも、眼と口と身体は加害者へと向けてその手の凶器を捨てるよう仕向けなければならない……脳内で想像したイメージよりも、ずっと難しい芸当です。
 廃絶論議が今よりももっともっと本格的に進み始めた、その時。
 被爆者の方々がそれこそ“蚊帳の外”になってしまったとして――それを「置いてきぼりでも仕方ない」と黙殺するのか、「忘れてはならない」ともう一度そちらに向き直るのか。どちらを選択するのかを“もう決めてある”からこそ、オバマ大統領はあの演説に踏み切ったのではないかとも思い始めています。
 どうせ捨てられないのなら、
 核弾頭一発ごとに百億ドル程度の固定資産税を国連が設定したらどうだろうか、なんて考えたりも。最終的な廃絶に向けた道筋は色々あっていいと思います。その中にはきっとヒロシマもナガサキも何一つ単語としてさえ話題に上らないような解決策もある事でしょう。
 考えると言う事は、“考えないものは含めない”とも同義です。
 考えないイコール忘れている、と不幸にも思われながら、この論議は速度はどうあれ進んで行くんでしょうね。

 最近になって、書評を再開しています。
 ただ真っ当な書評をしてもそんなのは世間に溢れているので、それよりは幾分回りくどく冗長な代物にしたい……と思っていた訳でもないのに結果的にそうなっている不思議(笑)。どうせ冗長になるなら悪ふざけに磨きを掛けて【ウソ書評】とか書いてみたいですね。当然の如く、存在しない本の書評。それだけではまだ捻りが弱いので、【ウソ書評に対する著者の反論】等にも心惹かれます。
 こんな事を考えるのも先日の【アルクメデス】の所為、なんだろうか。
 あれを観て、自分の中でこれまでアンタッチャブルだった創意の非常口が開けられた気がする。あのチャンネル、(N)何て(H)非道な(K)事を……苦笑。
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