創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。
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【 円環少女 7 夢のように、夜明けのように 】
( ライトノベル / 長谷敏司 / 角川スニーカー文庫 )
核テロ編が三冊続いた後の、まさかの短編(?)集。
スニーカー誌に短期集中連載されていた作品に合間合間を加筆した体裁になっていますが、話自体は六巻(【太陽がくだけるとき】)から続いています。とは言え、中身はまさか、まさかまさかのギャグ風味。何と言うか……済みません正直シリアス物しか書かないと思ってました意表と言うより秘孔を突かれてひでぶって感じでみくびっていました済みませんったら済みません(では到底済まされない)長谷先生。そりゃ思わず文章が乱れてしまうのも仕方がない青天の霹靂。笑。
まあ、考えてもみれば魔法使い達はほぼ全員が全員自分の魔法世界、大系の常識を引き摺ったままこの【地獄】で過ごしている非常識人なので、こう言った感じの”ずれ”が生じるのも当たり前なのでしょうけど。すれ違いではなく”ずれ違い”――セラと寒川の会話がいい例ですね。不条理とはまた違う、条理に忠実がゆえのイレギュラー。
しりとりまでもが、魔法大系として成り立つ【円環少女】世界。
その内、某バラエティ番組の【色とり忍者】みたいなキワモノも出てきそうな気が(してはならない)
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