創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。
休止解除しました。創作関連はサイトでの更新に戻るので今後は雑記、返信等が中心となるでしょう。更新が鈍い場合はツイッター(http://twitter.jp/gohto_furi)に潜伏している可能性が、大。
【 バッカーノ! 】
( ライトノベル / 成田良悟 / 電撃文庫 )
今頃(2008/3現在)になって嵌り始めていますが、この一作目を買ったのは結構昔。
続編を幾つか読んだ後にこれを読み返すと、一番最初に読んだ時に【題名通り!】と思った作中のテンションがかなり下方修正(つまり穏やか)に感じられてしまうのは仕方の無い話、ですね。だからこそアイザックとミリアの掛け合いが、続編よりも数段印象が鮮やかになっているのでしょう。いえ、続編でも十分十二分に騒々しいですが。苦笑。
”悪魔”がもたらした不死の酒、そして相手を【喰う】システムは、最大の特徴である【不老不死】よりも――むしろそのような人々が各々の分野で永遠に近い時間を生き続け膨大な世界の知識を蓄えさせ、共食いさせ合う事によって”手っ取り早く”世界の全ての情報を掻き集める事が目的なのではないかなァ、と最初に読んだ時に感じました。実際はどうなのかは、作者のみぞ知る所なのでしょうけれど……まあ読んでて楽しいので問題無し。(無いのか)
表紙上のアイザックとミリアがごくごく普通にワルと悪女に見えたのは、きっと絵師さんの仕組んだ罠。そうに違いない。でなきゃ印象詐欺ですよかっこわらいかっことじ。
PR
この記事にコメントする