まあ、念の為に記事は格納しておきます。
興味のある方のみ、本文の方へとどうぞ。
< 注:筆記者の情報入手源はアニメ本編のみです >
【#19 絆】
先週(#18)書き忘れましたが、不定期なので気にしない。気に(すべき)
登場してからまだ数週しか経っていないのに早くも同士討ち、と言うべき展開。いずれは起こるだろうとは思っていましたが、まさかこの時点で刃を交えるとは――まあ、あのような無差別攻撃が引き金となったのですから当然と言えば当然の展開なのでしょうけど。
ここで決定的な決裂を見せてしまった以上、今後は顔を合わせる度に非常に険悪な展開になるのは間違い無いのでしょうね。ただ、そうなるとトリニティの三人が物語の最後まで出続けるかどうかは不透明なような気もしてきます。この七機のガンダムだけで後半年以上、三十話前後の物語の質を維持するのはまず無理でしょうから。恐らく、今後も複数のガンダム及びマイスター達が登場してくる筈。今回の話の最後に出て来た南極地下(三世紀経っても南極の利権はある程度公平に保たれているのでしょう)のアレが、人なのか機体なのかが今後の注目点です。
それと、以前の感想で記した(登場時点で彼等がティエリアと同類っぽい疑いは抱いてましたし)と言う部分、これは訂正もしくは撤回しないといけないかも。ティエリアの能力でスローネ機が制御不能に陥りましたが、もしもトリニティ達がティエリアと”同類”ならばそれを回避/阻止する事が出来そうですからねえ。”血の繋がった兄弟”と言うヨハンの言葉を信じるならば、彼等はあくまでも生身の人間、ある程度特殊な訓練や教育は受けたものの存在自体は普通だと見るべきなのかも。良くも悪くも純粋培養的な感じですが。或いは――単にティエリアの劣化版、とでも見るべきか。さて。
むしろ、ヴェーダに介入する特殊能力を保持しているのは森蘭丸もといリボンズ(何故蘭丸なのかは感想Aを参照)のような気がします。リボンズには生身のまま、そこにいながらにしてヴェーダにアクセスし情報を改竄する能力がありそう――生身の一般人(と仮定する)なネーナにアクセスの許可を与えたのも彼かも。そうなると、トリニティ達とアレハンドロには確実な繋がりが存在する事になってしまいますがね。【ラグナ】と言う名前を耳にした時、最初はそれがヴェーダと同種のシステムだと考えたのですが、絹江記者の調べによってこれが個人名であると判明したのでこの推測も不透明に。勿論、件のラグナ・ハーヴェイ氏が保持管理している情報システムだとも考えられるので断定は出来ませんが。
アレハンドロがリボンズを拾った、と本編では描かれていますが、その時点での両者の立場までは明示されていません。アレハンドロが元々ソレスタルビーイング(以下CB)のメンバーで、監視者と言う立場の中で彼を拾ったのか、逆に”リボンズを拾った/出会った事が切っ掛けでCBの監視者になった”のか。本当の意味でのイニシアティヴはどちらの側にあるのかも含め、注視して行くべきコンビです。
……リボンズこそがヴェーダの”親機”だったりしたら、面白いのですが。イオリア・シェヘンベルグの意思が別人格/深層意識として隠れているとか、ね。(考え過ぎ)
ソラン・イブラヒムの情報は、ヴェーダを覗き見した時に得たのでしょうね。面と向かって接触するまではトリニティ達は刹那達の個人情報を知らなかったようですから。彼等にそんな情報を持たせる事も計画の一部に含まれているのかは、何とも判別し難いですが。ただ、ネットワークを通じてCBの機密情報を漏洩させたのは、また別の面々なのでしょう。アレハンドロか、”ラグナ”か――ラストの会話を聞く限り、少なくともトリニティ達が独断でそれを行った様子は窺えませんから。
ややこしい展開。(本音)
沙慈とルイスには、幸せになって欲しい。本当に。
出来る事ならば物語の核心に直接的に関わる事無く、本当の意味でのCBの”観測者”として物語の結末を見届けて欲しいものです。