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創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。 休止解除しました。創作関連はサイトでの更新に戻るので今後は雑記、返信等が中心となるでしょう。更新が鈍い場合はツイッター(http://twitter.jp/gohto_furi)に潜伏している可能性が、大。
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 今しがた飲んだ紅茶(インスタント/粉タイプ)のひとくち目が、何故か梅茶漬けの味にしか感じられなかった事実をついったよりも早くこっちに記してみる。熱い珈琲を飲んだ時も高確率でひとくち目が納豆の味に感じられるからな――味覚の感覚質(クオリア)が肉体よりも一足早く風邪を引いたのかしら、と首を捻ってみるものの謎は解けない。そもそも珈琲と納豆に関しては一年中だし。
 ついったを続けていると、脳裏に浮かぶ話題も自動的にあちら規格……140字のマスゲーム……に準じたサイズとして生まれ始めるような気がしなくもない。この怪物を造り出した人達は、この140という縛りを数々の試行錯誤の末に見出したのか、「とりあえずこの位で行きましょか」(何故その喋り)と軽い気持ちでゴーサインしたのか、その辺りの裏話には興味があります。当然日本語ではなくアルファベット想定での文字数ですから、私達の感覚とは文章の規模自体が異なる・ずれているのでしょうね。
 140の文字の棺。
 人を笑わせる事も、
 思慕を伝える事も、
 憤怒を生やす事も、
 そしてそれ以外の殆どの意思を伝える事もできそうな気はする。
 むしろ、140字では決して伝わらないものとは何かを考えてみるけれど答えは出ない。
 ついった公式では決してやりそうにないので敢えてみくしで企画して貰ってもいいけれど、【世界で最も人の心を動かさない140字コンテスト】とか実施して貰えたら面白いと割と本気で思ってます。人の心に届かない、心を決して動かさない言葉を追い求めてみるのも、言葉の真理を探る上では重要なアプローチだろうから。
 審査方法――――とくみつサンが微動だにしなかったら合格。(そんな基準で大丈夫か?)(大丈夫だ、問題ない)

 斎藤祐樹と石川遼と水嶋ヒロの三人の周りには、打たれずに空しく落下した【非】がゴミ屋敷のように散らばっているのでしょうねえ。
 あの三人を見ていると、人間の可能性よりもむしろ可能性という言葉の残酷なまでの人間味について考えさせられる。自分の可能性を一つまた一つと探し増やして行くんじゃなくて、拾い上げた可能性に一つまた一つと【バツ】を付けて捨てて行くのがある意味ではまともな人生。いつか自分の人生を自叙伝みたいな形で振り返る時が来るのなら、その時は自分が「何を成したか」ではなく、「成せなかった事は何か」をひたすら取り上げ回顧してみる方が前者よりも遥かに濃密な文章に仕上がるのだろうと思えます。
 欠落を全て集めて繋げると、自分の輪郭が浮かび上がる。
 それは予め保持している“自分自身”よりも、確実に広い面積を持っている。……うん、やはり濃密。
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