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創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。 休止解除しました。創作関連はサイトでの更新に戻るので今後は雑記、返信等が中心となるでしょう。更新が鈍い場合はツイッター(http://twitter.jp/gohto_furi)に潜伏している可能性が、大。
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 【本日の絶望その1】:オーフェン小冊子02の入手失敗(県下唯一の取扱店に無し/終戦)
 【その2】:アルフォートのリッチミルクチョコ味が想像以上にミルクで身体が受け付けず(乳製品駄目っぽい人)
 【その3】:本当に出てしまった【され竜】新刊が素知らぬ顔でいつも通りの通常営業(神はいない。人は自立しない。それはさておき絶望する)していて噴いた

 あの分量でまだ事件が収束しない(むしろ拡大の一途)ラボさんクオリティに完敗の一言。詳しいネタバレは避けますが今巻一番の見せ場は〈ナットー〉の魅力を力説するキュラさんだと断言しますとも。あとラキ兄弟の毎度のボケ合いをほくほく顔で眺めながら気付いたけれど、このやり取りはオーフェンプレ編におけるコルゴンとコミクロンにそっくりそのまま当て嵌まる。特にBOXプレ編の例のアレ。(曖昧すぎ)
 で、
 そのオーフェン小冊子02を入手したら、その内容そのものとは別にちょっとした毒を吐こうと思っていた。結果として入手できなかった訳だからこの流れで書くのはちょっと気が引けるけれど、まあ素直な毒(?)なので続きの後にさらっと記しておきます。

(注:さらっとなってない)

 小冊子02のみならず、03も夏頃にまた配布されるという話を耳に留めた。
 それを聞いた時、正直な話『そんな蛇足を乱造する暇あったら絶版の富士見版どうにかして新装版で出す努力しようよ』と思いました。色々なしがらみ/問題があるのは承知の上です。上ですが――絶版の“本家”をそのまま放置して後日談・新シリーズをさくさく進めていくというスタイルには、今後の展開が【今でも愛してくれている読者のためのファンサービス】に終始・収束してしまうのではないかというささやかな懸念と危惧を抱いてしまうのですよね。
 BOXについてはファンサービスという位置付けで納得していたから販売方法にも値段設定にも特に疑問はなかった。けれどついこの間【ハンターダーク】が出た時、そのお値段を聞いて疑問……というか懸念が生まれた。版元さん、というか秋田先生を取り巻く販売側の思惑が、このまま秋田作品を【知る人ぞ知る】【あの孤高の作家の】【ここでしか読めない】的なタグ付けを前提とした【特定の読者に向けてきっちりと刷った分売り切る】方向に進めて行くつもりなのではないか、と。
 ハンターダークのお値段(定価三千円弱)を知った時、「あー、これは内容がどうであれ一定以上の部数売り上げは見込めないな」と即座に悟ったものです。この作品に関してはまあそれでもいいでしょう。しかし、今後の後日談や新シリーズの“ライトな”値段設定、及び旧版をどうにかして(多少の損を覚悟で)新装版として売り出す――そうでなければ『これを読めばこれまでの流れが分かる!』的な大冊子でも付属させる、そういう動きが見受けられないなら、正直、この流れに素直に乗っかるのは少しだけ気が引ける。
 作品中では、結界を無くして外の世界(原大陸)へ積極的に漕ぎ出したオーフェンたち。
 一方で、その物語を発信する現実の側が【特定の顧客(熱心なシリーズ読者/信者)のみをターゲッティングした“内輪”のサービス】としてこれを位置付けてしまうのなら、それは皮肉にも結界を縮小させて確実に生き残ろうとしていたドラゴン種族のアイルマンカーたちの思考と合致してしまうという皮肉。
 内向きでも外向きでも、利益がどうなるかを考えているのならそれはれっきとした商業です。その戦略云々を一購買者が批判するのも筋違い、とまでは言い切れなくともややお門違いでしょう。
 個人的には、後日談二冊(終端、約束)のお値段も【やや高い】と感じているクチです。無料の小冊子を手に取った人の中で、あの値段でも購入してくれる人がどれだけいるかは微妙な感触。新シリーズのお値段はまだ決まっていないみたいですが、後日談共々、今からでも遅くないから〈ラノベ〉オーフェンという観点で再検討して貰いたいなあ。
 〈ブンガク〉オーフェンを名乗るなんて少なく見積もっても十年早い。まだ、まだまだ銃火の最前線で頑張れるお年頃ですよ。

 夏頃の小冊子03は例え手に入る状況であっても見送りたい、との心算。
 ファン心理は複雑なのです。この作品に関しては、こうして複雑に考えてしまえるからこそまだまだファンでいられる、とも。
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