創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。
休止解除しました。創作関連はサイトでの更新に戻るので今後は雑記、返信等が中心となるでしょう。更新が鈍い場合はツイッター(http://twitter.jp/gohto_furi)に潜伏している可能性が、大。
職場の近くのホームセンター跡では、パチンコ屋の建築工事が着々と進んでいる。
建物の外装に限って言えば概ね整ったような感じ――工期が来月の中旬までだったから、年内にはオープンするんだろうか。通勤ルートにもろに隣接しているだけに、帰り掛けに大負けしたお客さんとうっかりぶつかったりしないように気を付ける事にしよう(その時まで働いているかどうかはさておき)……歩道の際ッ際、一分の隙もなく敷地一杯を活用している建物を見ると、【シムシティ】や【A列車で行こう】の娯楽施設的なイメージを想起してしまいます。既存の建造物がある日突然娯楽施設に変貌するそのさまは、さながら悪性新生物(があぁぁぁん)の誕生にも似た流れ。今日もどこかで、【新装開店】が荒々しい産声を上げている筈。
パチンコ/パチスロは、数あるギャンブルの中でも群を抜いて“宗教性”が高い遊戯のような気がします。「昨日さー○万円負けちゃってさー」的な話を笑顔で切り出す人間を見ていると、ギャンブルに注ぎ込んだというよりはお布施に費やしてちょっとだけ徳を高めたよ!的な奇妙な充実感をその面持ちから嗅ぎ取る――最近はラブホの入口に賽銭箱などを置いて「ここは宗教施設です」と言い張る法人もいらっしゃるみたいですが、そんなのはもう時代遅れ。これからはパチ屋の実機を神棚風に改装して、球(ぎんのたま)を入れる所を賽銭箱的にすれば胸を張って「これはギャンブルのような低俗な遊戯ではございません。自らの血肉と引き換えに授かりし銀色の魂を神へと差し出し、それによって喜怒哀楽様々な恩寵を賜るというれっきとした宗教儀式の一環なのです」、と言い張るのが最先端のトレンドですよ。もし自前の宗教法人を持っているなら、一度は挑戦してみたい手口(待て)
ありとあらゆるかみさま(機種/題材)が揃っているのに、語られる話題は両手両足で充分事足りてしまう単調なもの。だからこそ共通、共有の話題として最適なジャンル足り得るのかもしれませんが――あれを心底楽しめるような感性と性分を持っているならば、世の中の殆ど全ての事柄が魅力的に見えてしまうのでは。そうであるなら無条件に羨ましい。実際の所は、さて、どうなのか。
イーガン短編集【しあわせの理由】を、読了。
最後に読んだ上記の表題作は、そのまた上記の“世の中の殆ど全ての事柄が魅力的に”を実装してしまうとどうなるか、を淡々と書き編んでいた。自己変革・自己実現を“文字通りに”実現してしまうとこうなりますよ……と作者が伝えたかった訳ではないのでしょうが、自分にはそれがブラックユーモア的なボールとして届きました。面白みのある毒薬が一通り揃っています。(褒め言葉)
ノーベル化学賞受賞におめでとうございますを捧げつつ、
平和賞が誰の手元で新鮮な不発弾と化すか、に次の興味は移っています。中華なお国の動向に引き続きご注目を、と。
建物の外装に限って言えば概ね整ったような感じ――工期が来月の中旬までだったから、年内にはオープンするんだろうか。通勤ルートにもろに隣接しているだけに、帰り掛けに大負けしたお客さんとうっかりぶつかったりしないように気を付ける事にしよう(その時まで働いているかどうかはさておき)……歩道の際ッ際、一分の隙もなく敷地一杯を活用している建物を見ると、【シムシティ】や【A列車で行こう】の娯楽施設的なイメージを想起してしまいます。既存の建造物がある日突然娯楽施設に変貌するそのさまは、さながら悪性新生物(があぁぁぁん)の誕生にも似た流れ。今日もどこかで、【新装開店】が荒々しい産声を上げている筈。
パチンコ/パチスロは、数あるギャンブルの中でも群を抜いて“宗教性”が高い遊戯のような気がします。「昨日さー○万円負けちゃってさー」的な話を笑顔で切り出す人間を見ていると、ギャンブルに注ぎ込んだというよりはお布施に費やしてちょっとだけ徳を高めたよ!的な奇妙な充実感をその面持ちから嗅ぎ取る――最近はラブホの入口に賽銭箱などを置いて「ここは宗教施設です」と言い張る法人もいらっしゃるみたいですが、そんなのはもう時代遅れ。これからはパチ屋の実機を神棚風に改装して、球(ぎんのたま)を入れる所を賽銭箱的にすれば胸を張って「これはギャンブルのような低俗な遊戯ではございません。自らの血肉と引き換えに授かりし銀色の魂を神へと差し出し、それによって喜怒哀楽様々な恩寵を賜るというれっきとした宗教儀式の一環なのです」、と言い張るのが最先端のトレンドですよ。もし自前の宗教法人を持っているなら、一度は挑戦してみたい手口(待て)
ありとあらゆるかみさま(機種/題材)が揃っているのに、語られる話題は両手両足で充分事足りてしまう単調なもの。だからこそ共通、共有の話題として最適なジャンル足り得るのかもしれませんが――あれを心底楽しめるような感性と性分を持っているならば、世の中の殆ど全ての事柄が魅力的に見えてしまうのでは。そうであるなら無条件に羨ましい。実際の所は、さて、どうなのか。
イーガン短編集【しあわせの理由】を、読了。
最後に読んだ上記の表題作は、そのまた上記の“世の中の殆ど全ての事柄が魅力的に”を実装してしまうとどうなるか、を淡々と書き編んでいた。自己変革・自己実現を“文字通りに”実現してしまうとこうなりますよ……と作者が伝えたかった訳ではないのでしょうが、自分にはそれがブラックユーモア的なボールとして届きました。面白みのある毒薬が一通り揃っています。(褒め言葉)
ノーベル化学賞受賞におめでとうございますを捧げつつ、
平和賞が誰の手元で新鮮な不発弾と化すか、に次の興味は移っています。中華なお国の動向に引き続きご注目を、と。
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