創作サイト【文燈】の雑記、一次、二次創作書き散らし用ブログ。
休止解除しました。創作関連はサイトでの更新に戻るので今後は雑記、返信等が中心となるでしょう。更新が鈍い場合はツイッター(http://twitter.jp/gohto_furi)に潜伏している可能性が、大。
よすてびと、と読みます。再読率の著しく低い人間を指して言う(わたしだけの)造語。
身近な人々の中に殆ど読書家がいないので確かめようがないのですが、実際、世の読書スキーの皆様は一度読んだ本をどのくらいの割合で再読するものなのだろう。サイトのアクセス解析みたく、一回きりのもの、二回読んだもの、十回以上、百回以上読んだもの――的な感じで手持ち或いは鬼籍(手放し)の本を分類していったら、何とも激烈な棒グラフができそうな気が。
これまでの人生の中で一番読み返した本は、さて、何だろう。
みくし、ついった、自ブログ問わず、日頃から隙を見ては名前を宣伝している【デッドアイ・ディック】(カート・ヴォネガット)なんかは、実を言うと始終をまともに読破したのは精々2、3回でしかなかったりする……一読目の印象があまりにも精神の壁紙に焼き付き過ぎていて、またしっかり読み直そうと思っても不思議と集中力が続かず結局飛ばし読みしてしまう謎。「今更読み返さなくたってこの話は骨の髄まで染み込んでいるんだいッ」との天邪鬼な虚勢が、そうさせているのかもしれないなと今になって思えてきています。笑。
で、
最近読み終えた本を、以下に列挙してみるテスト。ゆるーい感想は書評に非ず、悪しからず。
□【メタルギアソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット】(伊藤計劃/角川文庫)
: 管理、文脈、死に至る病。【ハーモニー】に【虐殺器官】、そしてこの作品は、ソリッド、リキッド、ソリダスの関係性にそのまま当て嵌まるのではないだろうか。ビッグボスな計劃さんの最高力作(傑作に非ず)は、間違いなく、この作品。
□【バスジャック】(三崎亜記/集英社文庫)
: 頭の螺子が上下逆に刺さったような非現実非日常を、実にさりげなく、その実緻密に提示するその筆力がただ羨ましい。いつかこの方にハヤカワのレーベルで分厚いSF小説を書いて貰いたいものです。
□【神話の力】(ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ/ハヤカワ文庫NF)
: 人間社会の精神面でのインフラストラクチャ、それこそが神話。今考えている事、さっき考えていた事、そしてこれから考える事の殆ど全ては、遥か昔から連綿と紡ぎ築き繋がれてきた“大いなる公共工事”の産物なのです。キャンベル先生は何でもかんでも知り過ぎている。
□【スワロウテイル人工少女販売処】(籐真千歳/ハヤカワ文庫JA)
: (戯言シリーズ+アルトネリコシリーズ)÷2(…よりほんのちょっと上)=当作品。物語の芯を為す各種ガジェットは良く練られているものの、物語の起承“転結”部分がやや火力不足だったのが惜しまれます。次回作では敢えてページ数薄めで全て凝縮させてみては如何かな、と。
□【されど罪人は竜と踊る 9】(浅井ラボ/ガガガ文庫)
: 問答不要。相変わらず性格が破綻して正論が破産して疾病が多産しっ放しです。その全てが褒め言葉というか、むしろ諦めというか。笑。レンデンとドルトンは、オーフェンで言う所の地人兄弟的なポジションだとたった今勝手に認定完了。
□【??????】
: 市販の作品ではないので名前は伏せておきます。…憲法や刑法はこんな事をするために制定されたものじゃないぞ、と、制定に関わった人々の怨嗟がほら、耳を澄ませばスパムメールのように(感想)(これでも)
■近日中(遅くとも今年中)には読み終えたい待機中作品
→【ノンセンソロギカ】(柳瀬尚紀)
→【現代詩読本 室生犀星】
→【泉鏡花 ちくま日本文学】
→【バゴンボの嗅ぎタバコ入れ】(カート・ヴォネガット)
→【伊藤計劃記録】
→【ナイン・ストーリーズ】(サリンジャー)
→【ダブリン市民】(ジェイムズ・ジョイス)
→【天になき星々の群れ フリーダの世界】(長谷敏司)
→他、順次追加予定
本題とは全く関係のない話だけれど、そろそろスカイプをどうにかして活用(音声通話含)したいと考えていたりする最近。
設定次第では突然、全く見知らぬ人から話しかけられる悪魔のツール(大袈裟)らしい…スカイプで呟いた内容がそのままテキスト変換されてみくしやついったに投稿される仕組みなんかが出来れば、非常に有用性が増すと思うのですがね。
身近な人々の中に殆ど読書家がいないので確かめようがないのですが、実際、世の読書スキーの皆様は一度読んだ本をどのくらいの割合で再読するものなのだろう。サイトのアクセス解析みたく、一回きりのもの、二回読んだもの、十回以上、百回以上読んだもの――的な感じで手持ち或いは鬼籍(手放し)の本を分類していったら、何とも激烈な棒グラフができそうな気が。
これまでの人生の中で一番読み返した本は、さて、何だろう。
みくし、ついった、自ブログ問わず、日頃から隙を見ては名前を宣伝している【デッドアイ・ディック】(カート・ヴォネガット)なんかは、実を言うと始終をまともに読破したのは精々2、3回でしかなかったりする……一読目の印象があまりにも精神の壁紙に焼き付き過ぎていて、またしっかり読み直そうと思っても不思議と集中力が続かず結局飛ばし読みしてしまう謎。「今更読み返さなくたってこの話は骨の髄まで染み込んでいるんだいッ」との天邪鬼な虚勢が、そうさせているのかもしれないなと今になって思えてきています。笑。
で、
最近読み終えた本を、以下に列挙してみるテスト。ゆるーい感想は書評に非ず、悪しからず。
□【メタルギアソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット】(伊藤計劃/角川文庫)
: 管理、文脈、死に至る病。【ハーモニー】に【虐殺器官】、そしてこの作品は、ソリッド、リキッド、ソリダスの関係性にそのまま当て嵌まるのではないだろうか。ビッグボスな計劃さんの最高力作(傑作に非ず)は、間違いなく、この作品。
□【バスジャック】(三崎亜記/集英社文庫)
: 頭の螺子が上下逆に刺さったような非現実非日常を、実にさりげなく、その実緻密に提示するその筆力がただ羨ましい。いつかこの方にハヤカワのレーベルで分厚いSF小説を書いて貰いたいものです。
□【神話の力】(ジョーゼフ・キャンベル&ビル・モイヤーズ/ハヤカワ文庫NF)
: 人間社会の精神面でのインフラストラクチャ、それこそが神話。今考えている事、さっき考えていた事、そしてこれから考える事の殆ど全ては、遥か昔から連綿と紡ぎ築き繋がれてきた“大いなる公共工事”の産物なのです。キャンベル先生は何でもかんでも知り過ぎている。
□【スワロウテイル人工少女販売処】(籐真千歳/ハヤカワ文庫JA)
: (戯言シリーズ+アルトネリコシリーズ)÷2(…よりほんのちょっと上)=当作品。物語の芯を為す各種ガジェットは良く練られているものの、物語の起承“転結”部分がやや火力不足だったのが惜しまれます。次回作では敢えてページ数薄めで全て凝縮させてみては如何かな、と。
□【されど罪人は竜と踊る 9】(浅井ラボ/ガガガ文庫)
: 問答不要。相変わらず性格が破綻して正論が破産して疾病が多産しっ放しです。その全てが褒め言葉というか、むしろ諦めというか。笑。レンデンとドルトンは、オーフェンで言う所の地人兄弟的なポジションだとたった今勝手に認定完了。
□【??????】
: 市販の作品ではないので名前は伏せておきます。…憲法や刑法はこんな事をするために制定されたものじゃないぞ、と、制定に関わった人々の怨嗟がほら、耳を澄ませばスパムメールのように(感想)(これでも)
■近日中(遅くとも今年中)には読み終えたい待機中作品
→【ノンセンソロギカ】(柳瀬尚紀)
→【現代詩読本 室生犀星】
→【泉鏡花 ちくま日本文学】
→【バゴンボの嗅ぎタバコ入れ】(カート・ヴォネガット)
→【伊藤計劃記録】
→【ナイン・ストーリーズ】(サリンジャー)
→【ダブリン市民】(ジェイムズ・ジョイス)
→【天になき星々の群れ フリーダの世界】(長谷敏司)
→他、順次追加予定
本題とは全く関係のない話だけれど、そろそろスカイプをどうにかして活用(音声通話含)したいと考えていたりする最近。
設定次第では突然、全く見知らぬ人から話しかけられる悪魔のツール(大袈裟)らしい…スカイプで呟いた内容がそのままテキスト変換されてみくしやついったに投稿される仕組みなんかが出来れば、非常に有用性が増すと思うのですがね。
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